私の生い立ち
私は幼少期から父親の転勤に付き合って全国を転々としていました。まさに常に転校生です。2〜3年での異動にあわせて引っ越しをしていましたので、東京生まれでありながら、長野県、広島県、奈良県、福岡県、静岡県、東京都、千葉県、大阪府、などと全国津々浦々、うつり住んでいます。それぞれの県でも数回ずつ引っ越したりしていますので、トータルすると20回近い引っ越し回数です。
県民性はある?
そんな過去ですので、周りの環境をよく観察することに長けている部分があるかもしれません。そんな中でよく感じることは日本の県民性の強さです。
小田原は、神奈川県になりますが地理的な条件や歴史などからも県民性というよりは小田原民と表現したほうがよいのかもしれません。
日本に限らずだとは思いますが、同じ地域に住んでいる人々は当然顔つきや性格、考え方の傾向があることを感じることは多いです。
小田原の人々は優しい
まだまだ生活を初めて数週間ですが、現時点で感じたこと。
- やたらと道を譲ってくれる
- お店でもどこでも対応が親切で優しい
- ゆったりのんびり。イラついているひとが少ない
やたらと道を譲ってくれる
これはすぐに感じることだと思います。長く都心で生活していると、「えっ」というレベルで道を譲ってくれます。表情もとても柔らかな人たちが多くて、やんちゃな車もあまり走っていません。こういうところで生活していると自分も自然とゆとりが出てきます。私でさえ道を譲ります笑
親切な人たちがおおい
お店で何かを聞いても、比較的過剰レベルで対応してくれます。私より年上の方でもハキハキと対応してくれますし、フットワークが軽い。都心の接客に慣れていると、とにかく各場面で驚いてしまいます。年配のおばさまも元気ハツラツ!!
ゆったりのんびり
年齢層も比較的高いこともあってゆったりとした時間が流れています。駐車場ももちろん駐車券もなく、平置きですぐ停められますから快適そのもの。車一台あれば15分圏内でなんでもありますし、30分あれば市中の端から端までいけます。毎日美味しい食材を食べてストレスも少ない地域だからこそ、ゆとりのある生活が送れているのでしょうか。
自治会にも参加してみました
古き良き仕組みだと私は思っていますが、地域にご挨拶して自治会長さんが直々にすぐご訪問していただきました。共同行事や連絡網の役割とともに、地方は比較的「自治会にきちんと所属して正体が明らかなのか、最低限のコミュニケーションが取れる人間なのか」というチェック機構もあると思います。また、地域でも不審者がウロウロしていないかという監視のためにも、ちゃんと名簿制度が必要なのかもしれません。
ご近所の挨拶でも二言目には、
と確認されます。
移住でよくある自治会トラブル
地域によっては自治会に入れてもらえない、ゴミ出しに制限を受けて何十キロも自分で運ばなければならない。何十万円という入会金を請求される・・などのトラブルがある地域もあるそうです。また対立構造にある地域もあるようですが、小田原においてはそのようなケースは聞きません。
どこにいっても住んでいるのは人間。いろんな方がいます。地域やその人個人個人へのリスペクト、感謝がないとどこにいってもうまくいかないと思います。地域に顔がきく不動産屋さんからの一言があるだけでも全く違いますのでしっかり相談したほうがよいでしょう。
曽我エリアの状況
私が移住したところは、曽我別所という地名になります。梅林やみかん畑、キウイ畑が広がり、農業を中心に観光も栄えています。妻は早速ご近所さんの奥様とお茶会を開いて、LINEでやりとりしていますが地元の奥様からたくさんの情報を教えていただいています。
40代はヤング!
この地域で40代はまだまだひよっこの若手です。この年齢でもわずか数軒しかないということでした。30代はほとんどいません。裏のおじいさまも95歳、バリバリ現役で農作業していますが、お話していてもとても若々しい。
せっかくの移住なので積極参加したい
自治会に参加しないことでどういう扱いを受けるのかはわかりませんが、せっかく移住したのだからその地域の文化にどっぷりと浸かってみたいと思っています。お祭りなどの行事もたくさんありますし、子供たちも楽しめると思います。地域の先輩方が常に見守ってくれますから、安全安心に暮らせると思います。地域貢献していきたいと同時に、夫婦ともに農業にも興味がありますのでどんどんとこの地域でできる暮らしを広げていきたいと思います。